からやま 極ダレ丼 赤カリ

からやま 極ダレ丼 赤カリ
からやま 赤カリ 広告
7月3日にからやまのグランドメニューが変わり、ザクザク辛味からあげ定食が無くなったことで定期訪問する理由が消えた。他に鉄板からテキ定食、鉄板そぼろあんかけ定食も脱落。チキン南蛮定食は存続。黒酢あんかけ定食とゴロゴロ野菜カレーが新たに加わったがどちらも容易に想像できる内容で食指が動かず。あと大判からあげがグランドメニュー上でも単品税込み410円で注文可能になった(これまでもグランドメニューとは別に注文可能だったことはある)。
ただ極ダレ丼・塩極ダレ丼(税込み637円)の地味な変化を確認したく、ついでに7月20日に復活した赤カリも一緒に注文してみた。極ダレ丼・塩極ダレ丼ともに元々白髪葱を載せていたが、今回の改変で千切り大根に変わっている。広告画像で「季節限定」と書かれているので秋には白髪葱に戻るのかも知れない。あと元々カリッともも3個だったのが大判からあげ1枚に変わった。
食べてみた感想は、あくまで自分の好みで言わせてもらうと千切り大根は白髪葱に遠く及ばない。一応たれがかかってるので唐揚げと一緒に食べると食感は悪くないけど、無くても大して変わらないという印象。千切り大根なんてほとんど無味無臭だし、刺身でも大体捨てられる運命だし。葱よりは安いだろうからコスト削減なんだろうか。食べる側としてはこれといって良いことはないかな。
大判からあげについてはとくに不満はない。細く切ってあるので半分噛み切って食べたあと、残りも食べる感じになる。唐揚げ3個だったときも包丁で半分に割って提供されていたので食べにくくはなかったが、大判からあげの方が平たいのでトッピングを載せやすいという厨房側の利点はあるかも知れない。


さてここからは赤カリについてなんだけど、味に関してはとくに変化はない。それで今回に限らず以前から赤カリの広告に付きまとっていた違和感について述べておく。
画像2枚目が赤カリの広告(厳密には合盛り定食)で昔から同じ写真を使い回しており、店頭にもこの写真の大きなタペストリーが下がっている。これを見れば誰もが赤カリ(右2個)はカリッともも(左2個)よりも赤くて辛く味付けされた衣が付いているものと解釈するだろう。しかし実際には画像1枚目の通り赤カリの本体はカリッとももで色はノーマル色のまま、そこに一味唐辛子を振り掛けているだけ。これは事実に反してるし、意図的な優良誤認でしょう。こういうコンプライアンス意識のない雑な仕事を続けるうちに、いずれアークランドサービス松屋フーズに駆逐されて終わるんだろうなと残念な気持ちになる。がっつり系メニューを中心に展開するアークランドサービスを応援したい気持ちは間違いなくあるけれど、新業態を出店しては潰すのを繰り返し結局かつやとからやまくらいしか伸びてないという実績が、アークランドサービスの限界を示している。