松乃家 ラタトゥイユ風ロースかつ定食

7月12日発売。税込み690円、1121kcal。ささみかつ版もあり。
松乃家 ラタトゥイユ風ロースかつ定食
松乃家(松のや)を当初認識したときは所詮かつやの真似だと思ってとくに注意を払ってなかったが、業績の好調が報道されるようになって徐々に気になる存在になってきた。それで検索してみたところ住居の近くには存在しないが通勤経路に一店舗発見、レッツ訪問。
松乃家用賀店、驚いたことに松屋と隣接している。業態的に松屋は鉄板が必用、松乃家にはフライヤーが必用なので分ける意味は分かるし、テナントなら勝手にぶち抜きにするわけにも行かないだろうけど、郊外に駐車場完備のロードサイド店舗を建てるなら松屋と松乃家を一緒くたにして家族が色んなメニューを注文できる店にしたい等と妄想が膨らむ。
本来はかつやと比較するためにカツ丼を食べるつもりだったが、期間限定のラタトゥイユ風かつ定食という素敵メニューの吸引力にあっさり負けた。トマトソース・チーズ・夏野菜だなんて自分好みにも程がある。
店の大きさは普通だが訪問した木曜21時頃は厨房一人・接客一人で、そのくせ席は大体埋まってる状態なのでかなり停滞している。その結果、着席してから注文を取ってもらう(食券の半券をもぎる)まで14分かかるというアクシデントが発生したが、そこからほんの1〜2分程度で料理が届いた。おそらくタッチパネル券売機で操作した時点で注文は厨房のディスプレイに通って、その順番で調理開始しているんだろう。とは言えどの席からの注文かは店側に伝わらないので、同じ料理を複数の客が注文していた場合に来店順には配膳されない心配があるので、やっぱりもぎって貰うまでぴょんぴょん跳ねて注文アピールする必要があるわけで、この注文形式にも運用次第で欠点が露呈するんだなあと。というか従業員増やそうよ。
食べてみるとトマトソースは松屋のうまトマハンバーグのソースと全く一緒で、スケールメリットを活用してるのが窺える。そこにチーズの旨味とカツの美味しさ、夏野菜の味わいが加わって割と最強のメニューなんじゃないかなこれ。勿論あくまで個人の感想というか自分の好みにストライクなだけですけど。
まだまだ食べたいメニューは色々あるし、松乃家が成長している理由を色々考察したくなる初訪問だった。