つけめん哲 つけめん牛 大判牛肉増し

12月1日発売、税込み980円、大判牛肉増し380円。TETESUグループの期間限定品はこれまで原則として900円・肉増し300円だったが、牛肉で値段が上がったのか、それとも今後ずっとこれでいくのか。
つけめん哲 つけめん牛 大判牛肉増し
溝の口のつけめん哲で注文。サンプル写真に載っていたわさびが見当たらないが仕様変更でもあったのか。
牛というのはスープには難しい素材みたいで、以前よそで牛テールのラーメンを食べたときは牛の面影が希薄なあっさりスープだった。今回のこのつけめん牛もご多分に漏れず、味のベースは醤油系であることが一番前面に出ていて、牛の風味を探してもいまひとつ自信が持てない。不味くはないのだが。
サンプル写真でおろしポン酢みたいに見えたのは牛脂らしい。豚脂(ラード)が33〜46℃で融けるのに対して牛脂(ヘット)は40〜50℃が必要で、スープに入れても案の定融ける様子がない。ゼラチンの融点は20〜28℃とされているのでゼラチンではないだろう。無味だし食感がいいということも無いので目的が分からない。
肉は薄くて柔らかく食べやすい。味付けはほとんどされてなくスープにつけて食べるのが前提と思われるが、そのスープも淡白なので結局ほぼ肉の味で食べる感じになる。
麺は哲お得意のつるっとした麺で好き。
あとこれは卓のレイアウトの話だが、調味料の類が3人に1セットみたいになってるのが結構困る。人がABCと並んでいると調味料はBの正面にあって、AとCは横から取らざるを得ないのだが距離がある上にBに迷惑をかけそうで正直取れない。今回も取れなかった。2人の間くらいの位置に置いてほしい。この店はよそのチェーンより割高なのに調味料ケチってどうするんだろう。