松屋 青椒肉絲単品 得朝ミニプレミアム牛めし豚汁セット プレミアムミニ牛皿選択

期間限定で本日発売。定食は税込み690円・838kcal。しかし今回は定食ではなく単品490円・394kcalと、かねてから興味があった朝メニューの得朝ミニプレミアム牛めし豚汁セット(プレミアムミニ牛皿選択)490円・813kcalの組み合わせで注文した。
松屋 青椒肉絲単品 得朝ミニプレミアム牛めし豚汁セット プレミアムミニ牛皿選択
松屋 青椒肉絲 丼盛り
今回のこれは要するに牛焼肉のバリエーションで、オイスターソースの味付けがかなりしっかりしている。従来のバーベキューソース・カルビソース・ポン酢醤油にはもう新鮮味が無いので、こういう変化球は歓迎できる。牛肉を食べ終えた牛めしのライスに残ったソースを掛けたところ、元々掛かっていた牛めしのつゆと合わせてつゆだくを通り越してだくだく状態になった。あとで考えるとここに紅生姜をたっぷり混ぜ込んでも良かったな。
ただしこれは青椒肉絲(チンジャオロースー)ではない。そもそも今回「中華の定番がついに初参戦!」と広告しているのが嘘で、こういう青椒肉絲もどきは2年前に「牛肉と筍のオイスター炒め定食」の名前で発売済み。ちなみにそのときは筍があってピーマンがないという、今回とは逆の形で青椒肉絲失格だった。前回は青椒肉絲を名乗らせない分別があったのに対して今回は青椒肉絲を名乗っているけどとくに本物に近付いたわけではなく、筍が無いし、豚肉じゃなくて牛肉だし、細切り肉じゃなくて薄切り焼肉だし、青椒肉絲の要素は青椒(ピーマン・パプリカ)とオイスターソースだけ。ピーマンの量も充分とは言えず、料理名に冠するには物足りない。青椒肉絲を期待して注文した客の気持ちは裏切られるだろう。変なアレンジをするより従来のレシピ通りピーマンと筍をふんだんに使って欲しかった。


あと得朝ミニプレミアム牛めし豚汁セット(プレミアムミニ牛皿選択)にも言及しておこう。単品換算だとプレミアム牛めしミニ盛(330円)+豚汁変更(190円)+ミニ牛皿(100円)で620円かかるのが490円で済むのはかなりお得。プレミアム牛めし並盛(380円)+豚汁変更(190円)でも570円するので、その代用と考えてもコスパは良い。
このセットに含まれる牛肉とライスが牛めし並盛と比較して何がどのくらい多くて少ないのか、現在公表されている栄養成分から考えてみる。あくまで牛肉とライスの話で、豚汁は除外。

  • 牛肉比較:牛めしミニ盛の牛肉のカロリーを牛めしミニ盛-(ライスミニ盛+みそ汁)で計算すると、510-(269+34)=207kcal。ここにミニ牛皿141kcalを追加すると348kcalになるので、牛皿並盛265kcalと比較すると131.0%。
  • ライス比較:牛めしミニ盛はライスもミニ盛(269kcal)と思われるので、ライス並盛(386kcal)と比較するとライスは70.0%。

ざっくり総括するとこのセットは牛めし並盛と比べて牛肉3割増し、ライス3割減。ちなみにカロリーはほぼ同じ。
なお牛めし大盛・あたま大盛の肉(=牛皿大盛)は並盛の25%増しで、肉量はこのセットと大差ない。牛めし大盛・あたま大盛のライスだけミニ盛に減らしたのがこのセットだと言い換えても良い。