松屋 牛肉チャプチェ定食

期間限定で4月4日発売。税込み730円、852kcal、ライス小盛指定で718kcal。
松屋 牛肉チャプチェ定食 準備
松屋 牛肉チャプチェ定食 丼盛り
今回はチャプチェコンボ牛めし(630円)も発売され、定食を丼盛りにしたがる自分としてはありがたいところ。しかしコンボ牛めし827kcal+生野菜24kcal=851kcalで定食とほぼ同じなので、牛肉が足されてるぶんチャプチェが減らされてるはず。おそらく牛肉並盛の半分と単品チャプチェの半分を足し合わせた感じ。しかし自分はチャプチェが食べたいのだ。というわけで定食を注文。
あとサンプル写真を見ているとコンボ牛めしはチャプチェ側に牛肉が全然見当たらないので、下手するとチャプチェ側は春雨と野菜だけかも知れない。定食が「牛肉チャプチェ」なのに対してコンボ牛めしは「チャプチェ」+「コンボ牛めし」だから、ネーミング的にはチャプチェ側に牛肉が入ってなくても嘘ではないんだよな。
実はチャプチェで丼物を作ることには若干の葛藤があった。チャプチェの半分くらいは春雨で、春雨とはほぼ純粋な澱粉、つまりうどん等と同じ主食。チャプチェでライスを食べるのは言わば焼きそばをおかずにご飯を食べるようなもの。そんな焼きそば定食みたいなものあるか? いや、あるんだよな。粉物好きな関西で焼きそば定食は珍しくないし、焼きそばを名物としている栃木県宇都宮市にも焼きそば定食はある。だったらチャプチェでライスを食べるのもセーフか。
メニューを見ていくうちに定食はダブルにできることに気付いたが、質量の半分を占めている春雨も倍になることを考えるとさすがに尻込み。シングルで充分だろう。
まずチャプチェをライスに載せる。ほぼ摺り切り一杯だったのでライス並盛なら零れてたかも知れない。汁気があまりないのでちょっと不安になる。
先に生野菜を片付けたあと丼に取り掛かる。生野菜を食べてる間にチャプチェの汁気がライスへ浸透したようで案外問題なくライスと一緒に食べられる。
チャプチェは春雨の色付き方を見るとベースの塩気と旨味は砂糖醤油あたりか、そして胡麻油で香り付けされていている。不安先行で食べたせいか思ったよりずっと美味しく、これをおかず扱いするのに全く不足はない。
温かくて美味しく、最後まで拍子抜けするほど楽しく食べられた。あんまり売れそうには見えないメニューだけどちゃんと美味しかったことは記録に残しておく。
ああそうだ、「食べる前から美味しい」というキャッチコピーにそんなわけがあるかとちょっと苛ついたことも記録しておこう。「食べる前から美味しいと分かる」の意図なんだろうけどそれにしたって自信過剰すぎる。