ドミノピザ ハロウィンチャレンジ・クワトロ

期間限定で10月11日発売。Rサイズ・ハンドトス(レギュラークラスト)で税込み2899円、デリバリーは30%引きクーポンが常時適用可能で実質2029円。1672kcal。
ドミノピザ ハロウィンチャレンジ・クワトロ Rサイズ ハンドトス
ドミノピザは高津店で配達遅延と返金トラブルがあった関係で利用を止めていたが、もっと近くに武蔵新城店ができたのを機に再び注文するようになった。今のところ大きなトラブルは発生してない。
このピザは発売初日から毎週食べていて今回が4回目になり、本日で販売期間が終了するためこれが最後となる。これだけはまったのだから記録を残しておくべきだろうと思い記事を書くことにした。
辛さの異なる4種のピザをまとめたメニュー。一番辛くないピザから次第に辛くなる順番で食べることが推奨されている。広告写真だと順番が分かりにくいので実は初回に食べる順番を間違えてしまった。この写真で言うと左上にあるハラピニオ(ハラペーニョ)のピクルスが載ってるのが一番辛くて、それが最後になる順番で時計回りに食べるのが正解。
ちなみに今回は間違いがあって、ハラピニオを置く場所が1ピース分ずれている。こんな一目瞭然のミスでも作った本人は気付けないのか、それとも分かってはいるけど作り直して遅配になるよりはましだろうと押し通したのか。決められた順番に食べるというこのメニューの性格上、客に100%気付かれるミスなので、後者ならなかなか図太い神経をしている。
食べる順番が公式に定められているというのがこのメニューでは重要な要素になる。普通なら客は好き勝手な順番で食べて公式お勧めの順番などは無視されるだろう。しかし今回は激辛メニューであるため一番辛い物を最初に食べてしまうと他のピザの辛さがぼやけてしまうので(初回にそれをやってしまった)、段階的に辛くなる順番で食べるという公式ルールは理に適っており大半の客はその順番を守ると思う。企画側としても食べる順番を念頭に置いて組み合わせを設計しているはず。
最初に食べるのは右上のガーリックマスター。辛さの要素はブラックペッパーだけで大したことはないが、ガーリックがダブルで載ってるのがポイント。まずガーリックの風味でがつんと殴って食欲を引き出そうという意図が伺えるし、実際自分にはこれがよく効いた。粗挽きソーセージとパンチェッタも美味しい。今回のメニューはこのガーリックマスターが全体のベースとなり、二つ目以降はガーリックマスターに追加トッピングという形式になるので全体的に肉々しいメニューでもある。
次に食べるのが右下のスパイシーチリガーリックペパロニ。ガーリックマスターにペパロニとチリガーリックパウダーが追加され辛さを強化する。誰だって肉は好きだろうし、ペパロニを噛んで味わう鋭い辛さがいい感じ。チリガーリックパウダーは標準トッピングに存在しないがチリガーリックポテトに使われてるものかも知れない。
3番目は左下のバッファローウィングソース&ガーリック。ガーリックマスターにスパイシーソースとバッファローウィングソース追加。バッファローウィングソースはそのままバッファローウイングに使われてるものだろう。具材は追加されてないのでガーリックマスターをそのまま辛くしたものになり、見た目は反対側にあるガーリックマスターとそっくり同じ。名前にはガーリックとあるけど追加トッピングには書かれてないので追加されてないと思う。全体的にダブルのガーリックなので、それをここだけトリプルにしても大してご利益はない。
最後が今回のオリジナルピザである左上のハラピニオ&ジョロキア。ガーリックマスターにハラピニオとジョロキアオイルを追加したもの。激辛級の立派な辛さで、舌に辛さがしっかり残る。ただ辛いだけではなく酢漬けのハラピニオの酸味が何とも爽やかで、ガーリックの香りも相まってなかなかの達成感がある。そこに依存性があって、お気に入りの結末を見るため映画を周回するように何度も注文してしまった。しかし4回も食べればさすがに充分だろう。
真に激辛を求めるなら最後のハラピニオ&ジョロキアを単品で注文するのもいいが、これがRサイズで3599円とぶっちぎりで高い。クワトロが比較的安価に収まっているのは2ハッピーレンジのガーリックマスターをベースにしているからだろう。
3大宅配ピザチェーンのうちピザーラはハロウィン関係のメニューを出してない。ピザハットは「ハロウィン MY BOX」を「チーズが長~く伸びて写真映えも抜群」と頭の悪い売り文句で出していて、タレントが口からチーズを伸ばして顔芸をしている宣材写真もなんだか腹立たしい。映えとか言ってないで味で勝負しろ。食べてみたら普通だった。今年のハロウィンはドミノピザの圧倒的優勝。