松屋 ひつまぶし風うな丼お茶漬けセット たっぷりチーズ

期間限定で7月12日発売。税込み980円、729kcal。温茶漬けと冷茶漬けから選べるので温茶漬けを選択。たっぷりチーズ追加。
松屋 ひつまぶし風うな丼お茶漬けセット たっぷりチーズ
松屋 ひつまぶし風うな丼お茶漬けセット 茶漬け化
現代の鰻は価格がおかしなことになっているし、需要を減らすことが資源回復への近道なのは明らかなので、食べることに罪悪感が伴う。しかしどうしても食べたければ、保護団体に幾らか寄付することで免罪されるんじゃないかと思い付いたので一回食べることにした。
鰻にチーズは下手物と思われるかも知れないが、この組み合わせが鉄板なのはすき家で実証済み。所詮松屋はジャンクフード屋さんなので品格を気にする必要もない。というわけで鰻を持ち上げ、ご飯と鰻の間にチーズを挟み込む。
茶漬けと言っても今回のこれは出汁茶漬けで、ポットに入ってるのは茶ではなく出汁。ひつまぶしということなので鰻は初手で四分割してしまう。薬味の葱・刻み海苔・わさびを鰻に載せ、山椒をまぶし、温かい出汁を注いで準備完了。ご飯・鰻・出汁の熱量でチーズは終始柔らかい状態を保てるのが強み。
味は予想の範囲内で特別さはない。わさびはもっと量が欲しかった。出汁と味噌汁で汁気が倍になり、食べ終える頃には尋常でなく腹一杯になったことだけは予想外だった。
薬味と出汁だけのセットである「お茶漬けセット単品」が130円で販売されているので、例えば牛めしなどの丼物のご飯を残して茶漬けにしてもいいし、定食のご飯を最初から茶漬けにするのも良さそう。期間内に一度やっておくか。

鰻関連の寄付先を探す

帰宅したあと鰻の保護関連で寄付できないかとPCで小一時間探すが、まず鰻の完全養殖を研究している「水産研究・教育機構」には募金の受付先がない。国立研究開発法人だとそういうのが厳しいのか。例えば同じく国立研究開発法人である科学技術振興機構だと寄付の受付はあるが、申込書を封書で送って口座番号を送り返してもらうという馬鹿みたいな手間がかかる。
それっぽい活動をしていたと思われる「日本のうなぎを育てる会」のサイトunagi-bokin.comはもう存在せず、検索してみても活動の痕跡は2015年から2017年までしか見つからない。埼玉の鰻屋が集まって作った団体らしいので詐欺ではなかったようだが。
生活協同組合(コープ)は鰻関連で毎年募金活動してるようで実績は充分だが、まずコープに加入しなければならず、さすがにそこまでする気はない。
投げ銭みたいな気安さで寄付できるような気がしていたけど、単なる思い込みでとくに根拠は無かった。1000円くらい寄付する気はあって、それは鰻1/3尾を消費した罪の償いとしては充分だと思うんだけど妥当な手段が無い模様。無駄にカルマを積んでしまった。