「するや」「ないや」の違和感

アニメSS(fanfic)でたまに見かける表現で、口語の文末を「するや」「ないや」等で締めるパターンが気に障っている。
単なる拙い表現というのとは次元が異なるような気がするため書き留めておく。
とりあえず首都圏ではリアルで聞いた覚えのない表現だ。フィクションに限れば昭和の頃から、基本的には感嘆を含んだ少年キャラクターの発言として「すごいや」等があり(他に例は思い浮かばないが)、「するや」「ないや」の類はそのバリエーションなのかも知れないがどうもしっくりこない。
古さで言えば「だい」と似たようなポジションだ。「平均点の子供だい」とか。自分より古い世代はもしかしたらリアルで使っていたのかも知れないが、自分はフィクション以外で聞いたことがない。
可能性1:方言として実在する表現。標準語では用いられないことを知らない地方出身者がそのまま使っている。
可能性2:方言として実在すると勘違いされている。これは「するや」で検索したところ、なんJのスレッドが引っかかったことからの推測になる。あれはなんちゃって関西弁、いわばなんJ語で、「するやん」「するやろ」からの派生でネットだけで存在する表現なのかも知れない。
結論はとくにない。SSで見かけるたび自分が鳥肌を立てているというだけの話。