いまさらながらニコニコ動画

先月、ISAO霊夢の顔芸動画に初めて触れてから、久しぶりにプレミア会員登録をしてしまった。
MMDによるドラマが楽しすぎる。東方シューティングは一度もプレイしたことないが(弾幕回避は自分には無理)、動画に頻出するキャラクターは大体覚えた。
お陰でテレビアニメの録画の消化が全然進まない。
ボーカロイドとの詳しい比較論評はしない。にわかの自分がやるまでもなく、ネットでいくらでも見つかる。
ただ東方プロジェクトはキャラクター同士の関係性が豊富に語られている点で、ドラマ重視の立場から優位にあるのは分かる。
ボーカロイドの方は正直ほとんど知らないけど、クリプトンによる公式設定は大してないように見える。
元々自作音楽を聴いてもらうためにゲームという表現手段を選んだZun氏が、現状をどんな風に受け止めているのかはちょっと興味があるけども。
ただネット上の評判からはあまり自己主張せず二次著作者に任せている節が伺えるので、何でもかんでも自分の手柄にしたがるタイプではなさそうだ。
二次著作で盛り上がるケースとしては、過去史上もっとも寛大な原著作者‥‥なのだろうか?(適当)
あとZun氏はキャラクター達を少女と定義している(らしい)のに対して、二次著作では成人以降にしか見えないキャラクターがたくさんいるのはちょっと気になるが、自分が気にすることではないだろう。
自分に創作者としての素養がないことは中学生時代のコピー誌と大学生時代のオフセット誌でとっくに身に染みている。
MMDでドラマを作ってみたいという誘惑はとても強いが、語るべきドラマが自分の内に感じられないのなら黙っておくべきなのだろう。


ちなみに東方ドラマ二次著作者で一番のお気に入りは断トツでkeiさん。動画は一見シンプルな表現技法だが、醒めた世界観と尾篭な猥雑感のコンビネーションが楽しくて、ついつい繰り返し見てしまう。