ローソン ベーコーン炒飯


銀の匙』コラボレーション商品。税込420円、692kcal。
ベーコンではなく、ベーコーン。ベーコンとコーン(メイズ)が入った炒飯だから。
ローソンを見に行ったら北海道と関東の限定商品とのこと。
普段は炒飯を箸で食べるという人も、この商品に限ってはスプーンを付けて貰って下さい。理由は後述。
原則こういうのには手を出さないのだが、パッケージの子豚の写真にやられた。「僕おいしいよ!」みたいな吹き出しも付けたら‥‥いや、それはやりすぎか。
でもブラックジョークとかではなく、実際そういう話なのだ。大事に育てた子豚を出荷して、食肉になって帰ってきたものを料理して食べる。原作で語られるその痛みのメッセージを、あくまでほんのりとしたフレーバーの範囲でパッケージに載せるところがいいバランス感覚。
さて実際の商品だが。
基本的には美味しいです。
ただ肉片は確かに入ってるものの、細切れすぎて果たして元がベーコンなのかもよく分からない。
それ以上にコーンの主張が凄い。中には混ざっておらず表面に散らされてるコーンが全てで、スプーンですくった炒飯の上から当然のようにポロポロこぼれる。それでこぼれたコーンを後でスプーンですくって食べるわけで、なおさらコーンの甘さが際立つ。
これが箸だと到底やってられない作業なので、きっと炒飯を食べ終えたあと最後にコーンを一気にまとめて容器から口へ直接かき込む破目になるだろう。
コーンのせいで炒飯というよりピラフを食べてるような気持ちになった。
それで食べ終える間近になって気付いた。
豚丼じゃないのかよ! なんで炒飯なんだよ!
まあ、後のエピソードで炒飯も作ってたけど。