てんや 牛タンとろろ天丼

てんや 牛タンとろろ天丼
4月16日から発売開始のメニューを小盛で頂いた。
サンプル写真と違い、とろろは別の器で供される。
わさびを細かく分散させ全体に混ぜ込み、牛タンの天ぷらへ大体均等にかけてから食事開始。
わさびの風味を含んだとろろは爽やかでいい感じ。
しかし肝心の牛タンの天ぷらは‥‥。
サンプル写真では牛タンの大きさにときめいたが、この値段でこの面積なら、厚みの薄さを察知しておくべきだった。
焼肉の中で牛タンはトップクラスに好きなメニューだが、この天ぷらから牛タンの味わいを感じることは結局最後の1枚まで無かった。
そもそも肉を食べているという確信も持てない体たらく。
確かに牛タンは薄かったが、焼肉でも牛タンは薄いので、味わえないことの理由を薄さのみに求めるのも正解ではないのだろう。
逆に言えば、枚数を2枚に減らして厚みを2倍にするとか、1枚にして厚みを4倍にするとかしても、改善は見込めない気がする。
おそらくだが、天ぷらの衣を被せることで舌に触れる牛タンの面積が制限されたのが原因ではないか。
もっと正直に言えば、牛タンは天ぷらで楽しむのが困難な食材なのではないか。
てんやを根本から否定するような結論になってしまうのは申し訳ないのだが、今回は本当に惨憺たる結果だったので。
同日開始のもう一つのメニューの方に期待するとしよう。