てんや てんや風ロコモコ天丼 アサリ・ごぼう・生姜のかき揚げ

4月27日発売。ロコモコ天丼税込み770円、814kcal。かき揚げ180円、301kcal。
てんや てんや風ロコモコ天丼 アサリ・ごぼう・生姜のかき揚げ
てんや風ロコモコ天丼、新作にしては既視感があると思ったら去年4月のWハンバーグ天丼のマイナーチェンジだった。あれはかなり普通だった印象。それでも2015年4月の牛タンとろろ天丼を復活させるよりは遥かに良いと思う。
もう一つの新作はアサリごぼう・海老天丼。2015年から3年連続で4月にアサリのかき揚げを出しているので、もはや4月の定番か。2014年以前は4月に穴子メインの天丼を出していたが、穴子は通年販売のレギュラーの天ぷらなので他の月にも穴子天丼を出すことがあり、穴子天丼には季節感や特別感が乏しかった。
というわけで今年はロコモコ天丼にアサリのかき揚げを追加で一まとめにして食べることにした。写真の手前二つがミニハンバーグ天、左後方に見えるのがアサリ・ごぼう・生姜のかき揚げ。
ミニハンバーグ天、衣の存在感が希薄で普通にハンバーグを食べている感覚。風味は特定の種類の肉を想起させないので多分合い挽き肉。衣を付けるならクリスピー感を強化する等の工夫もあるんじゃないかと思うが、その結果ハンバーグの味わいが伝わりにくくなっては駄目なので匙加減が難しいのかも知れない。過去の牛タンやローストビーフの天ぷらがまさにそのパターンで失敗していた。
アサリ・ごぼう・生姜のかき揚げ。生姜は紅生姜なのでなんとなくお好み焼きを連想する。よく覚えてないがたぶん自分は毎年そう思って食べてるんだろう。アサリが美味しい。
さてこの天丼、天ぷらとご飯の間に生野菜が敷かれている。コールスローを名乗っているがコールスローというのは野菜をもっと短く切るべきだし、もっとたっぷりのマヨネーズで和えるべき。これは松屋の生野菜と変わらない。その結果、本来なら天ぷらを食べる→ご飯を食べるというローテーションのはずが、天ぷら→生野菜→ご飯とならざるを得ず、生野菜のあとのご飯というのがなかなか厳しい。というかすぐ諦めて、天ぷら→生野菜のローテーションに切り替えてご飯は一旦残すことにした。一応食べられるタイミングではご飯も食べたが、おかずを食べ終えた時点でご飯は半分程度残った。もちろん問題はない。てんやのテーブルには天丼のたれが置かれているので、それをご飯にさっと掛けてかき込む。たれとご飯の組み合わせには不思議な中毒性があって、これも天丼の醍醐味の一つに違いない。