税込み700円。
もんじゃそばとは花月で長いこと裏メニューとして販売されているものの一つで、実質レギュラーメニューと言って良い。
昔からあるせいか、味付けも見た目も今となってはごく当たり前のまぜそば（油そば）に見える。
そのためいまいち手を出し辛かったが、折角トッピングが豊富な花月なのでアレンジを前提に注文してみた。
まずは底に溜まっている醤油だれのみで、素の状態で食べてみる。
予想通りかなり普通だが、最初から酸味が付いているのが特徴か。
今時分だと酢は味変え要素の扱いで、客が自分の好みに合わせて後から足す方式が多い気がする。
それではアレンジということで、シャキネギとバリ辛ハバネロ暴流（各100円）、これは最初から載せてもらっていた。
そこに無料の生にんにくを搾り出し、卓上から黒胡椒もたっぷり掛けて混ぜる。
辛さに強い人ならさらに卓上の激辛壷ニラも足すだろうだけど、自分にはたぶん辛すぎになるので自重。
ハバネロ暴流はラーメンに入れると溶けてスープを辛めにするアイテムだが、今回は汁なしなので、麺に絡んで全て口の中に入ってくる。
ラーメンに入れるとき以上に辛さが強く、ピリ辛どころではないしっかりした辛さ。
生の白髪ネギ・にんにく・黒胡椒の刺激も辛さを助長してくる。
ビールがよく合う、高刺激タイプの辛いまぜそばに変化し、元の醤油だれの旨味と合わさって実に美味しい。
スライスゆで卵を始め具沢山な感じも、食べ応えがあって楽しい。
アレンジのとき辛さばかりに頼るのは良くないけど、実際バリ辛ハバネロ暴流は何に入れても良い仕事をしてくれて信頼感がある。
