からやま 塩からあげ

4月21日発売、税込み1個140円。
からやま 塩からあげ
塩だれ系ならと期待して4個注文したが、結果はなかなか厳しいものになった。「からあげ縁」では過去にささみを使用した商品の記録は見当たらず、今回からやまと同時にこの塩からあげを初めて発売している。元からあげ縁側スタッフが考案したものではなくアークランドサービス側から提案された商品ではないかというのは邪推だろうか。
形状からは鶏肉のささみを一本そのまま使用しているようで、同じ価格帯の他の唐揚げよりも1個あたりのボリューム感が大きい。そこだけは肯定的に評価できる。
味は薄い。宣伝文句は「塩だれにじっくり漬け込んだ」となっているが、だとするとかなり薄いたれということになる。印象としては下味と生姜だけで、あとは鶏肉の旨味だけで食べざるを得ない。塩気のない塩からあげとはこれ如何に。
そして油っぽい。器の底に油がべったり残る。脂気の少ないところがささみの特徴のはずが、それをあっさり相殺し覆している。
表面の白っぽいところは二度揚げした竜田揚げのようなクリスピーな部分かと思ったら全く違った。味のしない片栗粉のようなもろもろしたものを上から掛けてあり、唐揚げを傾けるとぽろぽろ落ちる。油っぽさが増すだけで味にも食感にも何の貢献もしていない。なぜこれを掛けた?
合盛り定食の方はレモンが付くようなので少しはましになるかも知れないし、他の定食のソース類を付けて食べる方法も考えられるが、単品で注文することはお勧めできない。