餃子の王将 よだれ鶏

本日発売、税込み630円。
餃子の王将 よだれ鶏
全国共通の創業50年感謝メニューとして発売された。よだれが出るほど美味しいという意味の四川料理「口水鸡」の直訳だが、率直に言ってこの和訳には悪印象を受けた。音読みでコウスイドリとするなり、中国語通り(コウシュイジー?)にした方が良い気がする。百度百科の口水鸡のページには6種類もの口水鸡が紹介されており、人気があることは推察できる。
温かい料理だと思い込んでいたが実際には冷製肉料理だった。肉そのものはただの蒸し鶏なのでソースで勝負するタイプの料理と思われる。広告写真ではソースが全面胡麻まみれだったが実物はそうでもない。「香味ラー油と山椒の辛さ」と広告されていたが食べてみると甘さばかりが目立つ。塩気は少ない。見た目には結構ラー油を使ってそうなのに辛さはほんの少しだけでピリ辛とも言い辛い。痺れに至っては皆無。
あとピーナッツをそのまま載せてるけど、肉料理にピーナッツを加えるなら砕いたりするもんじゃないのかな。これだと肉と一緒に食べる気にならないので、ピーナッツはそのまま1個2個と口に運んで食べた。
今回の料理に関してはよだれが出るほど美味しいということはない。不味いとも言わないけど、再び注文する可能性はない。ネットで見ると口水鸡それ自体は日本人からの評判も良さそうなので、おそらく本物の口水鸡はこんなものではないのだろう。