すた丼屋 鬼盛りすたみな豚揚げ丼

期間限定で本日発売。豚揚げ6枚の鬼盛りをご飯少なめで注文、税込み880円。4枚のミニ鬼盛りは780円、8枚の超鬼盛りは1080円、豚揚げ単品は2枚で280円。
すた丼屋 鬼盛りすたみな豚揚げ丼 ご飯少なめ
同じ値段で定食と丼から選択できる。ソースがたっぷり掛かる系ではないので丼を選んでもご飯への恩恵はないが、おかずとご飯が一緒になってる丼の方が保温効果を期待できると考え丼を選択。
4月に訪問したときは座席から調味料が撤去されていて受け渡しカウンターから客が持って行く方式に変わっていたが、今月は以前と同じ座席に全部揃う形に戻っていた。あれは使い辛かったので当然の顛末と言える。
今回の肉については「大判豚ロース揚げ」といった惹句やサンプル写真で板状の形を保っていることから、それなりに厚みがある肉を期待していた。しかし実物はすた丼の肉より気持ち厚め程度の薄切り肉で、ご覧の通りくるんくるんに丸まっている。それはともかく衣はクリスピーな歯応えがあって結構好きなタイプ。
ソースが2種類付いてるのは飽きさせない工夫で高ポイント。一つは画像右端の黒っぽい「特製ニンニクダレ」で醤油ベースの甘辛系。もう一つは丼に載っている白い「わさびタルタル」で、さっぱり系を標榜しているがマヨネーズベースでさっぱり系にはならない。でもわさびのほのかな刺激は心地よい。
そうなるとやはり物足りないのは、豚肉らしさがあまり伝わってこないこと。例えばトンカツ・生姜焼き・豚キムチなら容易に想像できるあの豚肉の味わいが、この揚げ物だと隠れてしまい豚肉を食べてる感覚にならない。衣は本当にいい感じなので勿体ない。もっと肉厚であればと惜しむのは贅沢だろうか。