期間限定で1月12日発売。税込み890円、1021kcal。
てんやの実店舗に訪問するのはたぶん3年ぶり。コロナ禍の影響もあるが、そもそも天ぷらの油っぽさに近年付いていけなくなったのが根本的な理由だった。その点たれづけの天ぷらはタレカツのようにたれにくぐらせるということで、油っぽさの軽減が期待できる。
天ぷらはサンプル写真よりだいぶ貧弱に見えるが味はいい。具材はばらばらに揚がってると思っていたら実物はかき揚げのようにまとめて揚げられていたが、箸先で簡単にばらせる程度の結合なので食べる上で支障はない。
イカの天ぷらが美味しい。自分はイカ単体の風味にはそんなに惹かれてないが、衣を付けてたれにくぐらせるとイカとたれの風味が組み合わされ意外なほど自分好みの味に変わる。かつやが以前出していた海鮮タレカツ丼でもイカフライが美味しくて、実は今回このメニューを食べに行った理由の一つもイカの天ぷらがあるからだった。
小さな海老やベビーホタテのようなイタヤ貝の貝柱も当然美味しく、そしてやはりたれをくぐらせたことで油っぽさをほとんど感じずに食べられるのがいい。こういう感じならまたてんやには時々通えるかも知れない。
あとクラフトビールのIPAとの触れ込みでスプリングバレー豊潤496が販売されていたので飲んでみたが、製造がキリンということで日本人向きに手加減されてるのか思ったほど苦くはなく、結構普通だった。
