松屋 ごろごろチキンの濃厚カルボナーラ

期間限定で1月10日。税込み780円、1013kcal、ライス小盛指定で879kcal。モバイルに50円引きクーポンあり、アプリで付く31ポイントを上回るので今回はクーポン使用。
松屋 ごろごろチキンの濃厚カルボナーラ 準備
松屋 ごろごろチキンの濃厚カルボナーラ 丼盛り
今回のキャッチコピーが「想像以上にカルボナーラ」なんだけどそれに対する自分の感想が「いや全然違うけど?」なのは、Carbonaraで画像検索すれば分かる通り本来カルボナーラはこんなドロドロソースたっぷり系ではなく結構ドライなパスタだから。卵の水分とオリーブオイルだけで作るのでスープ状にはなり得ない。ただその一方で、おかずをご飯に載せたい勢としてはソースたっぷりなのはむしろ有り難い面もある。
おかずは全部ご飯に載せる。問題なく収まった。
現在の自分は「生卵は味を鈍らせるので不要」派だが、今回はソースが濃そうだしたまにはいいだろうと卵黄を丼へ、卵白は味噌汁へ投じた。エッグセパレーターを使うのは久しぶり。
カルボナーラと言ってもこれだけソースがあるとシチューの親戚みたいなもの。ホワイトソース系のおかずにご飯というのは是非の議論が起こりやすいが、松屋では2016年の鶏と白菜のクリームシチュー定食や去年のカルボナーラハンバーグで実績あり。
今回もちゃんと美味しくて、それは味付けがしっかりしている事と、ソースに含まれるベーコンと一緒にご飯を食べる形になるのでおかず感が損なわれてない事が理由だと思われる。プレスリリースでも「ポイントはごはんに合うようにこだわって開発した松屋ならではのカルボナーラソース/余ったソースで濃厚カルボナーラ丼に」とあってご飯を意識した商品づくりになっている。ちなみにチキンは大きくてそれだけで口の中が占有されるのでご飯と一緒には食べられなかった。ごろチキでかいんじゃ! いいことだけど!
にんにくが強めなことからネットではシュクメルリの発展形のように言われていて面白い。松屋のシュクメルリからサツマイモとチーズを抜いたら確かにこんな感じかも知れない。にんにくが強いのは前身であるカルボナーラハンバーグの時からそうなんだけど、当時はシュクメルリと関連付けた発言はそれほど多くなかった。今回はチキンが使われてることでシュクメルリを連想する人が増えた様子。
松屋のシュクメルリは固形燃料を使った鍋料理として提供されてきたが、コストがかかるのかここ最近の松屋はこのタイプの鍋料理を避けてる節がある。松屋からこのままシュクメルリが消えてカルボナーラ系で代替されるようになり、ジョージア大使を落胆させることになるかも知れない。大使はSNSの使い方が上手くてよくバズってたけど、その事と実店舗での売り上げが連動しているとは限らないのが商売の難しいところ。ロシアはジョージア北部の領土を返還しろ。

ライスのカロリー訂正

ライスのカロリー表記がウェブサイトとPDFで異なっているのが以前から気になっていて、とうとう今回問い合わせフォームから質問を出したら修正したとの返答が来た。確認したらPDFの数値に合わせてたのでウェブサイトの方が間違ってた模様。
改めて数値を突き合わせてみたところウェブサイトは2022/04/26版までのPDFの数値と同じで、次の2022/05/02版でライスの数値が変わったときに並盛だけ更新して小盛・大盛・特盛の変更をやり忘れていた様子。分かりやすいヒューマンエラーであると同時に、これ手作業でやってたんだという発見がある。PDFを毎週更新してるのにウェブサイトとの連携が自動化できてないとは結構大変だ。
自分の記事はウェブサイトの数値に準拠していたので直近8ヶ月の小盛カロリー計算は間違っていたことになるが、訂正は本記事だけにして過去分は放置。17kcal多いだけだし。ていうか多分これ計算式が変わっただけで実際のライスの量が変わったわけじゃないので、間違いと言っていいのかも怪しい。これが間違いなら直近8ヶ月どころか過去全部間違いだし、今後また計算が更新されるたびそれまでのぶん全部間違いになるし、その都度現在の基準に合わせて過去分すべてを訂正するというのはさすがにやってられない。