松屋 ビビン牛めし 並盛

期間限定で7月5日発売。税込み550円、896kcal。
松屋 ビビン牛めし 並盛
二日前に発売したばかりなのにウェブサイトではもう「順次、販売終了予定」の表記が付いていて、一週間くらいしか売る気がないらしい。同じ表記が付いた焼きかつ定食は6月7日発売で一か月販売してるので、こちらは逆にあんまり売れなくて在庫がなかなか捌けなかったのかな。
それにしてもまた牛肉。松屋自ら実施したビビン丼対決で求められているのは豚肉だと結論が出ているのに、それでも牛肉を推してくる松屋の情熱はどこから生まれるのか。他の具材を含め本場のビビンパに寄せていく意思があるなら牛肉が主流らしいので理解できるけど、松屋は明らかに自己流の簡易版でビビンパ風の何かしか作る気ないしね。
今回同時発売された「キムごぼうサラダ牛めし」は大体同じ構成だが、半熟玉子が無くてきんぴらごぼうがマヨネーズ和えになってる。半熟玉子がないこと、名前にビビンが付かないことからこちらはおそらく混ぜる運用を想定してない。
今回はビビン牛めしを並盛・つゆだくで、あと松屋のビビン丼は納豆ご飯形式で食べたいという個人的欲求があるので納豆も注文。そしたらなんとスプーンじゃなくて箸が配膳された。なんてこった。混ぜ食いに適してると思えない牛焼ビビン丼でもスプーンが付いていたのに、今後松屋はビビン丼を混ぜることすら禁じていくつもりなのか。これが本当に顧客の望む形なのか。
仕方ないので納豆を混ぜて投入、あと卓上から紅生姜をどっさり載せて七味を振った。こうなると漫画盛りのご飯みたいな山盛りになるのでなおさらスプーンなしでは満足に混ぜられないため、おかず部分だけ箸で水平方向に混ぜるに留まった。
具材的にはきんぴらごぼうが入ることでかつてのビビン丼に近い味わいになり、案外満足感は高い。豪華な納豆ご飯はそりゃ美味しい。それだけに箸ではご飯までしっかり混ぜられなかったことが不満として残る。今回のことがあくまで「牛めしのバリエーション扱いだから箸にした」という判断で、本来のビビン丼には従来通りスプーンを付けてくれることを願う。