松屋 豚キムチ丼 並盛

期間限定で2月15日発売。税込み450円、700kcal。今回は大盛は注文しない。肉25%増量のために150円を支払うのはもう止めた。
松屋 豚キムチ丼 並盛
松屋 納豆紅生姜丼
先日の焼キムチ牛めしの豚バージョンに見えるがそうではない。豚めしのバリエーションなのにキムチ豚めしではなく豚キムチ丼とした理由は分からないがポイントはそこではなく、「焼」が付かない。プレスリリースにも鉄板で焼いたとは書かれてない。なのでこれは豚めしの肉を鉄板ではないどこかでキムチやタッカルビダレと和えたものなのだろう。値段設定が豚めし+キムチ代100円で、タッカルビダレがサービスなのは焼キムチ牛めしと同じ。
実は豚キムチと名の付くメニューは松屋では珍しいものではなく、定食が中心ではあったが2012年から2015年にかけて毎年発売されていた。その後すこし期間が空いて2020年の豚キムチ丼・豚キムチ定食でニンニクの芽が入ったのが個人的にはピーク。ただし丼650円・定食730円という定食基準のやや強気な価格設定だったので今回のメニューと単純に比較できるものではない。
先日の焼キムチ牛めしで思ったのが、ご飯にたれがあまり掛からないのでほぼ白米で食べることになる。肉の味付けが濃いのでそういう意味で困るわけではないが、汁気が減ることで若干食べにくくなる側面は否定し難い。
今回の豚キムチ丼もモバイルオーダーでつゆだく・つゆ抜きが選択できない時点で若干ドライなメニューであることが予想される。鉄板で焼かずとも、キムチやタッカルビダレと和えるために一旦別の場所へ移動する時点でつゆは失われてしまうのだろう。そこで今回は肉は肉で食べた上で、ご飯はまぜめし形式で食べることにして納豆100円・生玉子70円を追加した。
肉は普通に美味しい。やはりキムチとの相性は豚肉の方が上。いわゆる炒め物の豚キムチとは何かしら違う感じはするが豚キムチの美味しさの前では些末事に過ぎない。あと鉄板で焼いてない分、焼キムチ牛めしほど乾いた感じではなかった。
肉を食べ終えたあとは納豆・生玉子と卓上から紅生姜をご飯に載せる。自分はこれで行くが、塩気が物足りなければ卓上からポン酢醤油あたりを足しても良さそう。
つゆが掛かってないご飯でちゃんと混ぜられるかが最大の懸念だったが、全卵の生玉子と納豆のぬめりで案外普通に混ぜられた。納豆ご飯に紅生姜の酸味を追加という感じでなかなかの美味しさ。生玉子と納豆を追加したことで蛋白質の総量が豚キムチ丼単体の22.9gから36.3gへと6割増しなのもお得感がある。