つけめんTETSU 味玉辛つけめん あつもり & 小ライス

つけめんTETSU 味玉辛つけめん あつもり
自分が慣れ親しんでいるのは溝の口のつけめん哲だが、その発展元であるつけめんTETSUを駒沢に発見。
駒澤大学駅西口の階段を上ってすぐ右隣という凄いロケーションにある、ログハウス風で小さいが垢抜けた店構え。
正直気になっていた反面、哲とほとんど同じ味だったら無駄足になるという不安も半々。
まあ、食べてみよう、食べれば分かるさ。
哲の方にはない辛いメニューがあったので、味玉辛つけめん990円を注文する。あとで小ライス120円も購入することになる。
というわけで画像。あつもりは麺がくっつくのを防ぐ目的だろう、熱い出汁に漬かった状態で提供される。
奥に見える赤いものが「辛くする」で出てくる唐辛子系スパイス。
漬け汁には味玉と、見え辛いがチャーシューやメンマが入ってる。
まずは何も手を加えずに一啜り。魚粉系の分かりやすいどろっとした豚骨魚介で、哲とはかなり違う。
でも味のバランスが良く、何もやりすぎることのない、飽きなさそうな味。
これを元に、洗練させて哲のスープを生み出したというのは納得できる話。
では赤いスパイスを全部混ぜ込んで本番開始。
これはしっかり辛くて汗が出てくる。味が麺によく絡んできて、旨味も辛さもしっかり堪能できる。
麺を食べ終えたら漬け汁に小ライスを入れ、卓上の揚げネギを掛けて黒胡椒を軽く振る。
つけめんTETSU 味玉辛つけめん 小ライス
これがまた凄く、複雑な旨味と辛さを味わえる。
不思議とカレーを思い出した。もちろんカレーの風味がするわけではないが、辛さと旨味を両立してるところがカレーに通ずる。
そしてまたこれが哲のシメのぞうすいにつながるのも理解できる気がする。
冷めてきたスープは自分的には問題ないが、熱々で食べたい人は焼き石でスープを再加熱する必要がある。
だったらもう厨房で再加熱するサービスも付け加えよう、というのが哲のシメのぞうすいなのだろう。
いやー、これは美味しかった。哲の券売機にも「辛くする」が80円で存在することがあとで分かったので、今度哲に行ったら注文してみるか。