松屋 豚バラ大根定食

本日発売。税込み630円、876kcal。単品430円、405kcal。大根煮120円、63kcal。
写真は原寸画像にリンクしてある。
松屋 豚バラ大根定食
松屋が大根メインの料理を出すのは珍しいことで、もしかしたらこれが初めてかも知れない。火が通った大根の苦味を伴う独特の味わいは確かに食欲をそそられるところで、なかなかいいところを攻めてくる。
豚肉を抜いてボリュームダウンした、大根とニンニクの芽だけの「大根煮」をサイドメニューに追加したのも面白い試み。この大根煮は朝定食で選べる小鉢の一つになっており、豚汁と並び秋冬の季節物として自然に収まる感じがする。
味付けに関してはおでんのような薄味を予想していたが、実際には結構濃い目の鰹だしと醤油風味になっていた。ご飯を食べるためのおかずとして、これくらいの味付けが必要ということなのだろう。
大根特有の口内がじわっとくる味わいは健在で、期待を損なうことのない美味しさ。豚肉の味わいもよく合ってるし、ニンニクの芽の食感も快い。
他の定食メニューのような辛さや肉々しさといった派手さはないが、こういう大人しいメニューにも確実に需要はあるだろう。
あとで栄養成分を確認したところ、同価格帯の定食と比較して意外にも蛋白質量は似たような水準だったので、見た目の印象とは違って肉もちゃんと摂れてるようだ。