本日からのグランドメニュー改定に伴い導入された新商品。期間限定ではない。秘伝の辛味噌ラーメン税込み620円、1033kcal。おつまみネギチャーシュー330円、カロリー不明（主要商品エネルギー表に記載なし）。あと吟醸ロック酒20度420円も注文。
新メニューはいくつかあって詳細は後で触れるがトッピングが単品売りされてるものが多い。「ネギタワー」は細切りネギまたはおつまみネギチャーシューで代用可能、「秘伝の辛味噌」もトッピングで追加可能。ただし前者は葱を載せるだけで比較的容易なのに対し、後者については盛り付け済みラーメンに辛味噌を足して均等に溶くのはなかなか困難な作業に思えるので、秘伝の辛味噌ラーメン＋おつまみネギチャーシューの組み合わせにした。
公式Twitterによると秘伝の辛味噌は元々バクダン炒め等に使用している調味料で、基本はピリ辛でそこまで辛くはない。通年販売ではないが日高屋には大宮担々麺というしっかり辛いラーメンがあるので、大宮担々麺では辛すぎるという向きには丁度良さそう。秘伝の辛味噌ラーメンは辛味噌スープが程々に辛くて美味しい。やはり味噌の味わいと唐辛子の辛さは相性がいい。
おつまみネギチャーシューは細切りネギをたれとチャーシューの切れ端で和えたものと思われる。麺を半分くらい食べたところでこれを載せてネギタワー化。細切りネギの食感と共に食べる辛いラーメンもまた王道で美味しい。ネギの辛さ成分アリシンの受容体はTRPA1でカプサイシン受容体のTRPV1とは異なるので刺激の相乗効果がある。さらに辛子も付いてアリルイソチオシアネートがTRPA1とTRPV1の両方を刺激して辛さを押し上げる。
グランドメニュー改定
今回のグランドメニュー改定では色々なメニューを20～30円程度値上げするのと同時に新商品の導入も行なわれている。日高屋ウェブサイトには値上げのことしか書かれてなくて危うく見逃すところだったが、日高屋公式Twitterが新商品の紹介を行なっていることを「えん食べ」経由で知ることができたので、そこで得た新商品の情報と価格・所感を簡単に書く。秘伝の辛味噌ラーメン 620円 味噌ラーメン570円＋秘伝の辛味噌50円、バクダン炒め等に使用している辛味噌を使用
ネギタワータンメン 680円 タンメン550円＋細切りネギ130円
ネギタワー味噌ラーメン 700円 味噌ラーメン570円＋細切りネギ130円
おつまみネギチャーシュー 330円 既存トッピングの細切りネギ130円ははたれで和えた白髪葱で、そこにチャーシューの切れ端と辛子を足した商品。差額の200円はほぼチャーシュー代だろう（後述するが今回チャーシューが半端なく値上げしている）。酒用おつまみということで強気の価格設定なのか。この白髪葱を一本ずつ口にしながら酒を舐めるのは長時間居座るには都合がいいかも知れないが、あまりやりたくなる光景ではない。てかそれならやっぱり細切りネギでいいわけだし。チャーシュー＋細切りネギだと430円するので、それよりは安上がりというのが唯一の売りかな。でもチャーシューそれほど入ってない。
キムチ奴 300円 冷奴200円＋白菜キムチ200円の半分というところか
秘伝の辛味噌 50円 バクダン炒め等に使用している辛味噌。辛くするだけなら卓上のラー油でも事足りるが、味噌の風味が足されることには価値があるし、こういうペースト状の方が使いやすいケースもあるだろう。たった50円だし1個頼んで餃子・唐揚げなど複数の商品に使っても良さそう。
チャーシュー（3枚） 300円 元はチャーシュー（5枚）210円、287kcalだった。改定後のカロリーが不明（主要商品エネルギー表に記載なし）なので量が減ったのか増えたのか分からない。改定のアナウンスでは『チャーシュー：製造工程を見直し、カットの方法が変更となります。』となっている。写真だと以前より一枚が長くなる切り方に変更、幅や厚みはたぶん変更なし、なので長さだけ約1.7倍に変えて量は変わってないのかも知れないが、それだと値上げ幅が210円→300円とえぐすぎる。豚肉そこまで高騰してるのか？ チャーシューが入ってる中華そば、とんこつラーメン等のカロリーから何か推測できるんじゃないかと思ったが改訂後も変わってないのでまだ変化が反映されてないっぽい。ラーメンに盛り付けられてるチャーシューが以前は2～3枚、現在は1枚なので、どういう配分にせよカロリーが変わるはずと思っている。
ライスセット（ライス＋スープ＋漬物付） 180円 新商品だそうで、ライス160円＋スープ20円なので漬物はおまけか。定食までがっつり食べる気がないときに、つまみ類（たとえば餃子一皿）とこれで腹を満たす感じかな。
スープ 20円 これも新商品扱い、写真はないけど多分あの中華スープのこと
