餃子の王将 温玉中華カレーラーメン

期間限定で8月1日発売、税込み750円。
餃子の王将 温玉中華カレーラーメン
折角だから他にも色々食べたり飲んだりしようと思っていたが、にんにく激増し餃子は本日終了と聞いて他に何も注文する気がなくなった。看板メニューなのに看板(営業終了時間)まで売らないのかー。仕方ないので掲題のメニューだけ単品で注文。
一般論としてカレーラーメンは不遇なメニューだ。カレーにラーメンという覇権ジャンル同士を掛け合わせてるのに微妙な出来になりやすい。まだ日清のカップヌードルカレーの方が信頼できる。ライバルのカレーうどんは出汁の入った和風カレーという個性にスープの絡みが良い太麺が合わさり完成度が高く、カレーラーメンでは勝ち目が薄い。汁無し系でもカレー焼きそばやカレービーフンは安定して美味しい。こうなるとわざわざカレーラーメンを食べる理由は無さそうに見えるが、微妙な出来というところが罠でもあり、食べられないほど不味いわけではないので今度のカレーラーメンは美味しいかも知れないという期待が残ってしまう。
商品名になってる温玉は到着早々割って混ぜてしまう。温存してもしょうがない。
分かっていたけど王将標準のふにゃふにゃ麺はどうしようもない。もっと細くするか逆に平太麺にするかしてスープとの絡みを良くするべきだと思うけど、このメニューのためだけにそこまでコストを掛ける気はないか。
辛さはレトルトカレーでいうところの辛口、専門店で言うところの1辛くらい。さすがに中辛やピリ辛よりは辛いが、しっかり辛いとまでは言えない微妙な位置。中華なので花椒も入ってた可能性があるがはっきり知覚するほどではない。食べ終えたあとで気付いたけど、卓上の鬼辛10倍ラー油や胡椒を使ってもっと刺激をきつくするべきだった。
スープは何となくカレーうどんっぽい。さすがに鰹出汁が入ってるわけではないだろうと思ったけど、あとでポスターを見てみたら「海鮮出汁の効いたスープ」と書いてあったので本当に和風カレーだったのかも知れない。
具材は割と多めで、とくにキャベツの存在感が大きかった。火を通した薄甘いキャベツは確かにカレーに合ってる。ニラが入ってるところも嬉しい。
全体的な感想としてはやはり微妙で、王将で食べるなら他にもっと美味しいものがあるだろうと思ってしまう。しかし値段なりという感じもして、食べて損したとまでは思わない。期間内に再度食べることは多分ない。